アスペルガーの子供の子育て術【コツは深く考えすぎないこと】
アスペルガーの子供の子育ては?
子供がアスペルガーだった・・・
そのことが判明すると、親はやはりショックですよね。
アスペルガーの原因はまだ解明されていないので、自分のせいだと責めるのは意味のないことです。
深く考えて悩んでいると、親の方も精神的におかしくなってしまうかもしれません。
ここでは、アスペルガーの子育てのコツを紹介していきます。
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子育ては子供の良いところをみる
アスペルガーの子供は、社会性が低い部分があるので、学校などでトラブルを起こしやすいので、親としては気の休まらない部分があります。
友達と喧嘩してけがを負わせたり、いじめの標的になりやすいことがあります。
これは、日本人特有の、「周りと違う者は受け入れられない。おかしい」思う心理からです。
とくに子供のときって、少しでも変な行動をするとすぐに無視されたりしますよね。
しかし、これはアスペルガーという病気のために起こっている症状なので、子供を叱ったり責めたりする子育ては意味がありません。
子供を孤立させ、引きこもりになってしまうかもしれません。
学校でのトラブルは決していいことではありませんので、親としては子供のために精神誠意謝るしかありません。
一方で、わが子は暖かい目で見守ることが必要になります。
単なる、コミュニケーション不足によってトラブルが起きていることも多いので、どのようにしたら、トラブルが少なくなるかについて、親子で話すのもいいでしょうね!
また、アスペルガーは天才と言われるような能力を発揮することも可能です。
子供のそうした能力を発揮しやすい環境に親が誘導するのも良いでしょう。
アスペルガーになると全人格的に破たんしてしまうわけではありません。
いつでも子供の良いところを見て、それを伸ばすようにする子育て法をしましょう。
周囲のヘルプを活用する
アスペルガーの子供をやさしく見守り、いいところを見ていくということは頭で理解していても、それを実際に行っていくのは大変な部分が多いものです。
自分だけで、それを背負いきれない場合には周囲からのヘルプを活用するのがいいでしょう。
祖父母はいる場合には助けてもらうのもいいでしょうね。
祖父母のヘルプが期待できない場合には、専門のヘルパーを雇うのも良い方法です。
子育ては一般に大変なものですが、病気であると大変さが増します。
子育てのストレスに押しつぶされないようにそれを分散させる努力も必要になります。
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特別学級を利用する
アスペルガーは日常生活や人間関係にはトラブルが多いですが、知能的にはまったく問題なく、普通、あるいは普通より頭がいいことが多いです。
そのため、親は特別学級などではなく、普通に子供を学校に通わせたいと思う親が多いです。
しかし、僕はアスペルガーで、その症状が分からずに学生生活を過ごしてきて、正直言うとつらいことが多かったです。
これは症状の程度にもよりますが、深刻な場合は、普通学級では本人はつらいことがあります。
親には言わなくてもいじめにあっていたり、いじめまではいかずとも友達が一人もできず、クラス中から避けられるなどがあるんです。
学校に通うのが嫌で登校拒否になったこともありました。
そこから特別学級に通うようになりましたが、そこでは友達ができました。
親からするとショックな面もありますが、今、子供が何に悩んでいて、特別学級に行くことでそれが改善されるなら、検討してみる価値はあります。
回復の手助けとなるように
アスペルガーは根治はしませんが、症状は医学的療法と習慣で改善することができます。
子供の気持ちが落ち着いていると、回復も早くなります。
親(母親)の愛情によって、子供の包み込んであげて、いつもリラックスする様な子育てはお勧めです。
親の愛情が子供の症状の回復の手助けとなるわけですから、親子でうれしさを共有できるようになります。
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