もう限界・・・悲しいことにアスペルガーは離婚率が高い事実
2016/09/30
アスペルガーの場合の離婚率について
アスペルガーの場合の離婚率は80%にもなると言われています。
結婚生活を長期間持続するには夫婦間の気持ちのやり取りが円滑であることが要求されるのですが、アスペルガーの場合には会話をするのが苦手であるので、気持ちのやり取りが円滑にできないことが多くなります。
最初のうちは我慢できるのかもしれませんが、円滑な会話ができないことを耐えられなくなってしまって離婚になってしまうことが多くなるのです。
また、アスペルガーはこだわりを持っていることが多いものです。
自分のこだわりを配偶者にも強制しようとします。
アスペルガーにとってはなんでもないようなこだわりが、配偶者にとっては大きな負担になってしまうことも多いのです。
それも離婚の原因になってしまいます。
離婚しないで、配偶者が我慢しているとストレスによって配偶者が心の病に侵されてしまうことも少なくありません。
このような理由から、アスペルガーの夫婦の離婚率は高くなってしまうのです。
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離婚のプロセス
アスペルガーの夫婦の場合には離婚率が高くなってしまいますが、離婚に至るプロセスは一般よりも大変な部分が多くなります。
離婚に向けては双方の話し合いが必要ですが、アスペルガーは会話が苦手ですので、話し合いが遅々として進まないことも多くなります。
そのために、多くのエネルギーが必要になることも多いでしょう。
アスペルガーの考えているこだわりによって、離婚に向けての妥結店が見えてこなくなるかもしれません。
更には、アスペルガーは一つのことしか考えることが出来ないので、それも離婚のプロセスを遅くしてしまうかもしれないのです。
離婚に向けての話し合いで一番重要なことは子供がいる場合には子供のことです。
親の離婚によって子供が不幸にならないようにするにはどうするのがいいのかについて真剣に話し合う必要があります。
離婚後の生活のことも重要なポイントです。
慰謝料や財産のことについても」合意しておくといいでしょう。
相手がアスペルガーであることは同情に値するとしても、それによって配偶者が離婚後も不幸になるのは無関係です。
金銭のことは感情的にならずにお互いに納得できる形での相談がベターです。
もしも、アスペルガーとの離婚に向けての話し合いに進展が見られず、いたずらに時間がかかってしまうような時には、弁護士などに調停を依頼するといいでしょう。
お互いにとってメリットのある形の離婚のプロセスとなるでしょう。
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束縛
アスペルガーは配偶者に対する束縛が強くそれが原因で、アスペルガーの夫婦の離婚率が高くなっているとも言われています。
このような場合には、離婚後もアスペルガーが元配偶者に対してストーカーのように付きまとうかもしれません。
これでは離婚したことになりません。
アスペルガーは、根は良い方が多いので、十分な話し合いをしておけば、付きまとうこともしなくなりますので、離婚のプロセスにおいての十分な話し合いがどうしても必要になります。
離婚すると決めたら前向きに
アスペルガーとの離婚を決めたら前向きにとらえましょう。
アスペルガーの場合には離婚率が高いのは事実ですが、一般でも離婚をします。
結婚することも離婚することも悪いことではありません。
ポイントになるのは、結婚や離婚によって双方が幸せになることなのです。
アスペルガーとの離婚を決めたら、双方が幸せになるために離婚をするんだと自分に言い聞かせるようにして、前向きにプロセスを進めていくようにしましょう。
結婚することも相手に対する愛情表現、離婚することも相手に対する愛情表現と考えるといいでしょう。
離婚しないでいると、自分が精神的に参ってしまうのは配偶者に対して負担をかけて双方が不幸になってしまうという現実を理解するといいでしょう。
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