アスペルガーの夫と良好な夫婦関係を築くための3つのルール
2018/07/09
アスペルガーの夫がいる夫婦について、どのようにルールを作れば良い関係を築けるのかを案内しています。
また、アスペルガーの性質もピックアップしているので、良ければこちらも参考にして、思いやりのある関係を築き上げてください。
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やりたくない、できないは認めない
アスペルガーの性質を理解することで、夫婦にとって良いルールを築き上げられるようになります。
例えば、お風呂、トイレの掃除当番ですが、女性というだけで、率先して自分がお風呂、トイレの掃除当番を行いますというのは良くありません。
というのも、アスペルガーは頼れる人に依存してしまうという弱さがあり、男性の場合は、男女を区分して立場を考えることが良くあるからです。
このような対応を曖昧に済ませていると、次からは、その他の家事もやって欲しいと言われることがあり、それらしい理由を見つけては、自分は家事そのものに向いていない、家事は女性がやるものと言われたこともありました。
また、この時に腹がたったので、家事の一部をしっかりとやらないと、お互いの関係が悪化することを説明しました。
すると、少しずつですがやりたくない、できないの部分を改善してくれたのです。
なので、アスペルガーのやりたくないといった、作業を嫌がる姿勢というのは、自己中心的な精神で生み出されていると理解しましょう。
アスペルガーは、感情的な意見に対して興奮しやすいので、なるべく、なぜ必要なのかを説明したほうが良いです。
お風呂の場合、しっかりと掃除をしないと汚れが溜まっていく、不潔になるだけでなく、その後の掃除が大変であることを伝えることが大事です。
また、叱るようにして話すのではなく、では、どのようにすれば状況が改善するかも伝えます。
お風呂の場合は、簡単に掃除するテクニックが多く存在し、今ではお風呂用洗剤を吹きかけるだけでも、大部分の汚れを落とせますので、実践して、それほど面倒ではないことを伝えるようにすると効果的です。
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相手を思いやることができるルールを作る
もし、夫婦関係をより良いものに変えたいのであれば、買い物は夫が行うというルールを作ると良いです。
買い物は、かなりの体力を使う行動でもあるのですが、献立、そして節約を意識して買い物を行っていることを理解してもらえると、家事がどれほど大変なことなのかを、長時間かけて口頭で説明するよりわかってもらいやすいです。
男性は料理が上手と言われていますが、だからといって、買い物は女性の仕事だと決めつけてしまわないように注意しましょう。
もし、このような対応を繰り返していると、アスペルガーの夫から、料理そのものが面倒なので、レトルト食品で済ませたいという要望が増えることもあります。
アスペルガーにとって大変なことを理解する
アスペルガーは感情的になりやすい、アスペルガーは記憶力に難がある、そして、想像力が豊かではないという問題を抱えています。
なので、ルールを作る際も、ルールの数が多すぎる状況は好ましくないことを理解しましょう。
また、アスペルガーは定まった行動が好き、もしくは、ハッキリとした命令であれば素直に聞くことが多いです。
なので、良ければお願いしたいという表現はやめたほうが良いです。
このようなお願いをしてしまいそうな場合は、私は掃除をするから、あなたはお使いに行ってと命令すると効果的でしょう。
それと、アスペルガーはいきなり気持ちが昂ぶるという問題も抱えています。
なので、体調不良のように感じる、もしくは言動が安定しない時は休ませたほうが賢明です。
アスペルガーは、自分を理解してくれる相手を大事にする性質もあるので、無理のないルール、思いやりで支え合うことが重要と言えます。
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