アスペルガーの就職は難しい ポイントは自分の適性理解にある
2016/09/14
アスペルガーの就職
アスペルガーの就職はどのようにとらえておくのがいいのでしょうか?
アスペルガーは心の病です。
更には、根治が難しいので、就職の妨げになってしまうのではないかと心配してしまうかもしれません。
確かに、ある意味でアスペルガーであることが就職にマイナスに働くことは否定できませんが、アスペルガーであることがプラスに働くこともあります。
このサイトではアスペルガーがどのようにすれば円滑に就職活動できるか紹介します。
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面接
アスペルガーが就職する場合に一番の難関が面接になります。
丁寧に仕事をすることが出来るので、書類審査では非常に素晴らしい書類を作り上げることが出来るので、多くの場合、書類審査はパスするでしょう。
しかし、書類審査後に待っている面接はアスペルガーにとっては要注意になります。
その理由は、アスペルガーは意志の疎通が苦手だからです。
面接において、面接官は相手が自分の質問に対してそれを正確に理解して返答しているかを見ています。
どんなに素晴らしい返答であっても面接官の質問に沿っていない的外れな質問の場合には評価が悪くなってしまいます。
例えば、面接においては面接官の質問の内容を確認するようにするといいでしょうね。
「XXXXについてのおたずねですね?」というような感じで確認していけばいいでしょう。
確認して、適切に返答するほうが、くどくどとしてしまいますが、的外れな返答をするよりもはるかに高評価につながります。
病歴
アスペルガーが就職活動をするときに、先方の会社にアスペルガーであることを告げるべきか迷います。
しかし、アスペルガーであることを基本的に告げる必要はありません。
担当の医師も守秘義務がありますので、アスペルガーの病歴を先方の会社に告げることはありませんので心配はいりません。
アスペルガーであることが就職に不利になることは、あってはならないことですが、自分から自分の病歴のことを先方に進んで公開する必要はありません。
万が一、就職に不利に働いては取り返しのつかないことになります。
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メリット
アスペルガーで就職活動をしたけれども仕事が見つからないときにお勧め法があります。
ハローワークに相談して、アスペルガー向きの仕事をあっせんしてもらう方法です。
こ法ですと、この仕事には健常者は応募できないので、競争率が低くなるので就職しやすいということになります。
医師の診断書を提示して、ハローワークに相談すれば、該当の求人を紹介してもらえるようになります。
適職
めでたく仕事が決まったとしても、短期間で離職になってしまっては意味がありません。
そうならないためには自分に合った適職に就職することが必要です。
一般の人の就職にもあてはまりますが、自分の適性をしっかりと把握することは重要です。
アスペルガーは健常者とは異なった性格を示すこともありますので、自分の性格をよく分析するといいでしょう。
自分の適職がわからない場合にはハローワークや就職のコンサルタントに相談するといいでしょう。
アスペルガーに向いていると言われている適職は以下の通りです。
ITプログラマーやエンジニア、研究員(数学、統計学)、製造業、清掃員、データ入力などです。
逆に、意志の疎通が必要な営業マンや電話相談員などは向いていない職業と言われています。
アスペルガーはまじめで我慢強いといわれているので、健常者が敬遠するようなブラック企業と言われている会社でも、無理なく就業してしまうこともあります。
ブラック企業であれば、競争率が低いので就職しやすいかもしれません。
アスペルガーであってもそれをマイナスに考えずにプラスに考えていけば、適職に巡り会えることになるでしょう!
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