アスペルガーはひきこもりになりやすい?その原因と対処法
2016/08/30
アスペルガーの方はひきこもりになりやすい
アスペルガーは、コミュニケーションの取りずらさなどが原因で周囲から孤立してひきこもりになってしまうことが多くなります。
しかし、本人と周囲の対処法によってそれを防ぐこともできるのです。
このサイトではアスペルガーの方が引きこもりになってしまう原因とそれに対する対処法を紹介します。
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コミュニケーション
アスペルガーの方はコミュニケーション能力が高くありません。
豊富な知識を持っているにも関わらずそれを活用して相手との会話を楽しむことができません。
会話を楽しめないでいるうちに、だんだんと集団から孤立してしまいます。
アスペルガーの方は繊細な方が多いので、それを気にしているうちに自分を責めてしまい。ひきこもりになってしまいます。
アスペルガーの方は普段からわかりやすく要点をまとめてゆっくり相手にわかるように会話をするようにしましょう。
周囲の人は、アスペルガーの方が自分の言っていることを理解しているか確認しながら会話をするようにしましょう。
このような対処法はアスペルガーによるひきこもりを防止するために効果的です。
空気
アスペルガーの方は空気を読むのは苦手です。
相手の気持ちを理解するのも苦手です。
そのため、KYな発言や行動をしてしまい、周囲の怒りを買ってしまい、孤立感が高まります。
孤立感の高まりはさらに引きこもりを誘導してしまうのです。
アスペルガーは空気を読んだり、相手の気持ちを察するのが苦手なだけで、相手から言われればそれに対応できます。
アスペルガーの方には、ダイレクトに周囲の感情を示すようにしましょう!
生真面目で心の優しい人が多いので、周囲の感情に対して、誠実な対応をとるようになります。
結果として、アスペルガーの方の引きこもり防止につながります。
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長所を活かすという発見
僕は社会人になってから、営業職、工場と仕事をクビになり転々としていたとき、一時期1年ほどでしたが引きこもりになった時期がありました。
もう何もできなくて、新しい仕事を探すのも怖いし人も怖いし、何をするにも怖くなってしまったんです。
その時期病院でアスペルガーだとわかったのですが、やはりうまくいかない原因を突き止めたことは大きかったです。
なんで自分は普通の人のようにうまく仕事できないんだろう?
なんで僕と話す人は眉をしかめたり、怒ったりするんだろう?
そんな子供のころからの長年の疑問が、ようやく解消されました。
アスペルガーは周りの人とうまく接することができないため、引きこもりになりやすいというのは当然だと思います。
今現在引きこもっている人の中にも、かなりの割合でアスペルガー症候群がいるのではないかと考えられます。
アスペだと診断されると、「あっ自分は障害を持っていたんだ。決して僕の性格のせいではなかったんだ」と思え、気持ちが楽になります。
何が解決できるわけではないですが、アスペルガーの症状をよく理解して、対策をうつことは可能です。
引きこもりから社会に復帰するにあたって役にたったのが、この「隠れアスペルガーという才能」。
著者がアスペルガー自身という、僕ら側の人間のとても生々しくリアルな内容です。
テーマは、「アスペルガーのマイナスな面ばかり見ず、プラス面を発達させる」という点です。
今までアスペは悪いデメリットしかないと思っていましたが、この本を読んではっとさせられました。
この本には、かゆいところに手が届く、本当にリアルなアドバイスが書かれています。
例えば、発達障害の人は耳の粘膜が弱いです。
今までその解決方法は、スピリチュアルに、精神を高めて免疫力をあげよう。みたいなことが言われていました。
しかしこの本では、ビタミンAを大量に摂取しよう。という具体的で科学的な根拠から、改善方法を導きだしています。
本当にアスペルガーの症状を少しでも改善させたい。
引きこもりから社会へ戻りたいなら、ぜひ読んでみましょう。
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