アスペルガーかもしれないとき病院へ行って得られる2つのメリット
もしかして、自分はアスペルガーかもしれない・・・
そんな疑問を抱いているときって、はっきりしないもやもやばかりがつのって精神的に悪いですよね。
僕も子供のころからまわりと変わっているところが多く、大人になってからアスペルガーという障害を知ったとき、どうすればいいか悩みました。
病院で検査すれば、長年の悩みの原因がわかるかもしれない。
でも、アスペルガーだとはっきりわかってしまえば、それはそれでショックを受ける。
今回は、そんな病院での検査をするかどうか迷っている人に向けて、僕なりのアドバイスをまとめます。
スポンサーリンク
アスペルガーかなと思った時には病院に行くのが良い?
以下のような点で心配をしている人が多くいるのではないかと思います。
1:アスペルガーと診断されても病気は根治しないので、診断を受けるのが怖い
2:診断に対応してくれる病院を見つけるのが大変
3:アスペルガーであることを周囲に知られてしまうのが怖い
しかし、これは間違った心配です。
実際には病院にアスペルガーであることの診断を受ける方が多くのメリットがあります。
アスペルガーは回復させることができる
アスペルガーは原因の判らない部分がまだ多く残されているので、完治させることはできません。
でも、症状を軽減させ、通常の状態に回復させることができます。
医学的な治療法によって劇的にアスペルガーの症状が回復することもあります。
ですから、病院でアスペルガーの診断を受けた方がいいのです。
また、アスペルガーに詳しいカウンセラーを病院から紹介してもらえるかもしれません。
カンセリングによって、アスペルガーの症状が回復することも期待できます。
この部分は大きなメリットになります。
アスペルガーに対応してくれる病院
アスペルガーに対応可能な病院は少ないのは事実です。
しかし、全くない訳ではありません。
上記ページで、アスペルガーについて取り組んでいる病院をピックアップしました。
自分の症状に適した病院でアスペルガーの治療を受けることが可能になります。
スポンサーリンク
アスペルガーであることを知られてしまう危険性
病院に行くことでアスペルガーであることを知られてしまうことを心配する方もいるかもしれません。
しかし医師には守秘義務がありますので、患者の情報を周囲に漏らすことはありません。
どうしても気になる場合には、総合病院を選ぶのが良いでしょう。
多くの診療科のある病院でアスペルガーの診断・治療をうければ、アスペルガーであることを周囲に悟られる心配は皆無です。
僕としては、周囲にはアスペルガーであることは伝えて、理解してもらっていたほうがいいと思っています。
そのほうが症状の改善に繋がりますし、できることもとても増えるというメリットがあります。
診断書
病院に行って、アスペルガーであることを診断されれば、診断書を出してもらえます。
診断書は公式に病気であることを証明してくれるので、会社を休職する様な場合にも、疾病手当を給付してもらえるようになります。
学校の先生に相談する場合にも、説得性が出てきます。
仕事を退職する場合には、病気による退職扱いになりますので、一定の期間を置かずに雇用保険を貰うことができるようになります。
この部分もメリットと言えるでしょう!
ただし、診断書は最初の検査から半年以上たたないと発行してもらえません。
心配な人は早めに検査しておいたほうが、いざというとき役にたつでしょう。
スポンサーリンク