覚えておこう!アスペルガーがパニックを起こしたときの対処法
アスペルガーの人はパニックに成りやすい
アスペルガーは多くの知識を持っていますし、記憶力も抜群なのですが、それを応用的に使うことはできません。
ですから、持っている知識を披露することはできます。
しかし新しい問題に対しては機敏に対応することができないので、パニックに成りやすいのです。
パニックになってしまうと、大きな声を出して暴れてしまう場合もありますし、周囲の人に突進する様な場合もあります。
急にその場から逃避しようとするかもしれません。
ここでは、アスペルガーによるパニック症状への対処法を紹介します。
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静かな場所に移す
アスペルガーによるパニック症状が出たら、本人を上手に静かな場所に移す対処方が良いでしょう。
逃避行動によって、追跡が不可能にならないようにしましょう。
静かな場所であれば、少しくらい騒いでも問題になりませんし、人がいなければ、突進しても問題には成りません。
そのような状態で本人を放置すると、30分くらいでパニック症状は収まります。
本人が突進して、けがをしないように、硬いものを周囲におくのは辞めましょう、
クッションを持ってもらっても良いかもしれません。
気持ちを落ち着かせるような会話をしてみるといいでしょう。
少し気持ちが落ち着いてきたと思ったら、深呼吸をしてもらうと更に効果的です。
構いすぎない
アスペルガーによるパニック症状がでても、本人を必要以上に構うのは辞めましょう。
本人と対応するのは、必要最低限にします。
必要最低限の対応で、本人の気持ちを和らげて、パニックを収めるようにしましょう。
必要以上の対応を本人にすると、それがストレスになって、二次的なパニックを引き起こしてしまうかもしれません。
アスペルガーの人には最低限の判りやすい情報を与えるのが最良の方法です!
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パニックを起こさないように予防する
アスペルガーによるパニック症状が起きないように予防することも重要です。
アスペルガーの本人が普段どのようなポイントでパニックを起こすのか。
その傾向を調べておいて、それを本人の周りからなくすようにするのが良いでしょうね!
例えば、人の多いところでパニック症状を起こしやすい人の場合には、行かないようにするのが良いでしょう。
また、寝不足に成りやすくそれが原因でパニックになる場合には、寝不足に成りにくい環境を周囲が用意してあげるといいです。
アスペルガーの症状によって、何事も計画的にやらないと気が済まない人の場合には、
あらかじめ計画票を作成して、それを提示してあげるのもお勧めのパニック予防法です。
アスペルガーの僕自身の対処法
とにかく僕はパニックになったら、僕のことを理解し、支えてくれる人へ電話します。
家族や子供のころからの友達、また同じアスペルガーの仲間と話して、心を落ち着けるように努めます。
「深呼吸して。足元だけを見るんだ」と、同じアスペ仲間は電話口でよくそう言ってくれます。
誰かと話すと心強いので、緊急用の電話番号をストックしておきましょう。
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