あなたは何タイプ?アスペルガーの中でも分けられる4つのタイプ
アスペルガーのタイプ
アスペルガーには4つのタイプがあります。
この分類は、本人の医学的・内面的なものではなく、外見上の行動パターンによる分類です。
4つのタイプは、積極奇異型、受け身型、孤立型、大仰型に別れていて、1つのタイプに当てはまることもあれば、複数に当てはまる場合もあります。
ここでは、アスペルガーの4つのタイプについて紹介していきます。
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積極奇異型
積極奇異型は、典型的なアスペルガーの症状として認識されているタイプです。
会話において、奇妙な対応をしてしまうので、相手に不快な気持ちを抱かせてしまうことが多くなります。
積極奇異型の場合には、相手の距離感の取り方に異常があります。
相手のプライバシーにまで踏み込んでしまうことにもなるので、会話においてトラブルが起きてしまいます。
声の調整も聞かないことが多いので、必要以上に大きな声で話してしまって、相手に不快な気持ちを与えてしまうこともあります。
僕の場合、バスの中や映画館の中でも、普通の声のボリュームで話してしまうため、知らない人から注意されることがあります。
そのときは、「あっ声大きかったか」と思ってボリュームを落とすんですが、また同じことを繰り返してしまうんですよね。
相手のバックグラウンドや能力に配慮無く自分の勝手な思い込みで話を進めることも多いので円滑な会話にならなくなり、トラブルが起きてしまいます。
周囲からは、不思議な人というレッテルを貼られてしまい、社会不適応な人と判断されてしまいます。
孤立型
孤立型は、積極奇異型とは反対の症状を示すアスペルガーのタイプです。
孤立型の場合には周囲の人間に全く近寄ろうとしません。
本人はデスマスクのような感じで表情が顔に現れて来ません。
周囲で何が起こっても我関せずという感じの対応をとります。
自分勝手で、冷淡であると周囲からは判断されてしまいます。
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受身型
アスペルガーの受身型の症状は、いつもニコニコしています。
自分の意思とは関係なくいつもニコニコしているので、周囲からは本音が見えない人と判断されてしまいます。
問題を起こすことはないので、いいのですが、決して自分のいる社会空間に適応しているわけではないので、
だんだんと疎外感を感じるようになり、孤独化してしまうことが多くなります。
引きこもりになったり、そんな自分を責めてしまいうつ病になることも多いです。
受け身型のアスペルガーは、家族からはその異常性に気づかれにくく、「周りに打ち解ける柔軟性がある子」と思われることが多いです。
いじめの対象にもなりやすいので、家族がいかに早く気づくかも重要です。
大仰型
アスペルガーの大仰型は常に自分のペースを崩さないタイプをいいます。
穏やかで静かな感じですし、非常に礼儀正しい対応をとります。
修行僧のようなイメージになります。
集団適応ができないので、周囲をイライラさせてしまうことが多くなります。
タイプに合わせた対応を
アスペルガーには4つのタイプがあります。
それぞれの特徴に合わせて、個性と長所が上手く社会の中で発揮できるような空間を周囲が与えてあげることができれば、
決して孤立せずに充実した人生を送れるようになります。
自分自身でアスペルガーであることに気が付き、どのタイプであることかが分かれば、これからの人生に役に立つでしょう。
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