アスペルガー受動型の特徴~恋愛から仕事、生き方まで~
2016/08/16
アスペルガーの受動型について
アスペルガー症候群の中には受動型に分類されるものがあります。
アスペルガーの受動態の場合には、穏やかで、温厚な雰囲気を醸し出しているのですが、自分の主義主張をもっていないために、周囲の雰囲気にすぐに流されてしまいます。
周りにながされるままになるので、周囲が騒いでいるときには性格が豹変したように騒ぎ出してしまったりもします。
色々なことを深く考える事をできないので、騙されてしまって、大金を失ってしまったり、犯罪に巻き込まれてしまうことも起きます。
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人間関係
アスペルガーの受動型の場合、自分から友達を作ろうと思ったり、作ろうとすることがないのですが、周囲からの誘いにたいしてNOということがないので、一定数の友達を持つことができます。
周囲との人間関係を持つことは得意ではないのですが、皆で仲良くしないといけないという気持ちを強くもっているので、無理に人間関係を維持しようしてしまいます。
それが、本人にとっての大きなストレスになって、アスペルガーの症状を悪くしてしまうこともあります。
出来る限り、一人でいるようにした方が良いでしょう。
自分の持っているストレス積極的に解消するようにしましょう。
自分に無理をしてしまうと体を壊してしまうことさえもあります。
積極性
アスペルガーの受動型を発症しているときには、積極性がありません。
なんでも受動型の対応を取るようになってしまいます。
急な変化に対応できませんし、自分からSOSをだすこともできないので、いつも困った状態になってしまいます。
なんでも相手の意思に合わせて行動しようとしまいます。
相手の方もそれを持て余すようになってしまいます。
例えば、体が悪いのと聞かれれば、悪いと対応してしまい、大丈夫なのと聞かれれば大丈夫と対応してしまうので、周囲から信用されなくなります。
こだわり
アスペルガーの受動型の場合、なんでも周囲に合わせようとしますが、こだわりが全くないわけではありません。
特定の事にたいするこだわりは一般の人よりもかなり強いので、こだわりの部分を強要されると拒絶します。
更には、強要した相手にたいして、怒りの反応をあらわにしたりもします。
何でもOKなはずなのに、急にNOと言い出すので、周囲は本人の対応に大いに混乱させられます。
アスペルガーの受動型は感情を持っていない訳ではありません。
自分の感情を表に出すのが苦手なだけです。
もちろん、相手に対する自分の感情を忘れることもありません。
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素直
アスペルガーの受動態の方はとても素直です。
素直というのは周囲から好感をもたれることが多いのですが、悪い人にそれを付け込まれて、騙されてしまって大損したりすることもあります。
優しい
アスペルガーの受動態の人はとても優しい人が多いです。
人が嫌がるような仕事も躊躇なく頼まれれば行います。
ボランティア活動に精を出す人も少なくありません。
しかしながら、やさしさが高じてしまって、自分を消耗してしまい、体を損なってしまうこともあります。
自分にも優しくして、体を時には休ますようにしましょう。
空気
アスペルガーの特徴として、空気が読めないことがよく言われますが、受動型の場合には空気を読むことができます。
ですから、その場の雰囲気にそぐわない発言をすることは決してありません。
一方で、空気を読みすぎることがあるので、自分に大きなストレスを課してしまいます。
そのために、いつも心も体も疲れたような状態になることが多くなります。
夢
アスペルガーの受動型の方は現実的な物の考え方をするので、夢を持つことが稀です。
自分の夢を語ることもありませんし、物事に対してはマイナス思考で対処することが多くなります。
集中力が低いので物事を最後まで完結することが出来ない場合も多くなります。
(夢を持っていれば、最後まで完結させる動機になる場合もあります)
恋愛・仕事
アスペルガーの受動態の方は恋愛が苦手です。
告白する勇気を持てないことが多く、いつも片思いで終わってしまうことが多くなります。
仕事に関しては、どんな環境にも適応しようとするので、ブラック企業であっても不平を言わず、就業してしまいます。
しかし、それによって体を壊してしまうことも少なくありません。
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