えっこんなことも?アスペルガーが感じる感覚過敏の症状
2016/09/10
アスペルガーによる感覚過敏について
人間が5感(視覚・嗅覚・味覚・聴覚・触覚)によって情報を受容して自分に置かれている環境の情報を受け取ることができます。
5感がなくなってしまうと、生活を送ることが出来なくなってしまいますが、5感があまりにも敏感になってしまう(感覚過敏)と生活に支障が生じます。
アスペルガーの症状の一つに感覚過敏があります。
このサイトではアスペルガーによる感覚過敏について紹介します。
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視覚
アスペルガーによって視覚に感覚過敏が起こることがあります。
感覚過敏が起きてしまうと、特定の図形にいつも注意がいくようになってしまいます。
学校では、学校の校旗の校章が気になって、授業中も校庭にある校旗をみてしまい授業に集中できなくなります。
仕事の会議では、会議室の時計の模様が気になってしまって、仕事が手につかなくなります。光るものを気に入るという症状が出ることもあります、反対に光るものを嫌う症状のこともあります。
嗅覚
アスペルガーによる感覚過敏が嗅覚にでると特定の臭いを受け付けなくなってしまうことがあります。
公衆トイレや浴場の臭いが気になってしまって、自宅のトイレや風呂しか使えなくなります。
他人の臭いがNGになってしまうと人ごみに入れなくなります。
いつも自宅にいるようになってしまいます。
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味覚
アスペルガーによって味覚に感覚過敏が出ることがあります。
辛い物しか食べられない、甘いもの以外はNGというように偏食になることが多くなります。
同じ食べ物であっても、製造しているメーカーが違っていると食べることが出来なくなることもあります。
聴覚
アスペルガーによって聴覚に感覚過敏がでると、小さな音に敏感になってしまいます。
普通の人が話している声でもうるさく感じてしまいます。
うるさい状態が長く続くとパニックを引き起こしてしまいます。
失神してしまこともあります。
騒がしい人ごみには決して足を向けなくなります。
触覚
アスペルガーによって触覚に感覚過敏が出てしまうことがあります。
人に触れれるのをひどく嫌うようになります。
人ごみに出るのは絶対にNGになります。
また、アクシデントで人に接触してしまうと、その相手に対して攻撃的になってしまうこともあります。
服の素材に大して感覚過敏が出ると、ごわごわしたセーターを着ることが出来なくなります。
水に過敏になってしまうとプールや海に行くことが出来なくなってしまいます。
お風呂に入れなくなることさえもあります。
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