アスペルガーも嘘をつくことがある?正直者すぎるその心について
2018/02/20
アスペルガーは嘘をつくことが良くあります。
その理由として、自己中心的な性格が災いする形で、周りの人に自分を認めさせたい、もしくは、嘘をつくことで目立てるという思いもあり、対処法を知らないでいると、段々と嘘が巧妙化することもあるのです。
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独特な理由で嘘をつく
嘘をつく人の多くは、賢く見られたい、もしくは、嘘をつくことで怒られることを回避できるので行っていることが多いです。
また、アスペルガーも嘘をつくことことが多いのですが、前述のような考えで嘘をつくのではなく、独特な感情、精神性が影響して嘘をつくことが多かったりします。
例えば、アスペルガーの中には、自分は他の人と比較して偉いと思い込んでいる人もいます。
このような精神性を宿しているのは、子どもに多いとされているのですが、大人の中にも一定数存在すると思って問題ありません。
というのも、近年では隣人トラブルを通じて、アスペルガーの存在が知られるようになってきたからです。
そんなトラブルの中には、騒音トラブルであったり、ちょっとしたすれ違いの繰り返しで、段々と問題が悪化するといった、現代らしいトラブルも多く存在します。
また、このような場面でどのようにして嘘をつくのかというと、それは、自分は正しいと認めさせるための嘘をつくことが多いです。
ですが、良く話を聞いてみると根拠が無かったり、感情的になりやすいという特徴があるので、アスペルガーなのか、それともただ怒っているだけなのかを判別するのは難しくありません。
子どもの場合、兄弟喧嘩の際に相手のほうから攻撃を仕掛けてきた、自分は反撃をしていないなど、自分はなに1つとして悪くないという主張が目立ちます。
ですが、話を良く聞いてみると、問題を起こしたのも攻撃を加えたのも、アスペルガーの方であったりと、子どもであっても、嘘がバレるまでは嘘を突き通すことが多いのです。
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人間関係を面倒臭がり嘘をつく
アスペルガーは嘘をつくことが多いのですが、中には、人間関係を嫌っているので嘘をつくケースも存在します。
例えば、好きな人がいる、いないという話では、自分の感情を表に出してしまうのが恥ずかしいため、嘘をついてしまうことが良くあります。
このような対応は、健常者でも見られる行為なのですが、アスペルガーの場合は、本当は誰も好きではないのに、特定の人物のみ好きであると答えることが多いのです。
アスペルガーは、自己中心的な考えを持つことがあり、質問などに対して曖昧な返事を見せることが多いです。
なので、人間関係について曖昧な返事が目立つようであれば、返事に対する理由も聞いてみると良いでしょう。
人間関係を酷く嫌っている場合、2度、3度と質問を繰り返す内に、いきなり返事そのものを嫌がることもあります。
このように、アスペルガーは自身の心に対して正直なのですが、結果的に嘘つきになることが良くあるのです。
嘘をつく問題を改善する方法
もし、自分、もしくは家族の誰か、友人、知人がアスペルガーという場合で、嘘をつくという問題を改善したい場合は、以下のような方法を試してみましょう。
まず、アスペルガーは嘘をつくことが多いので、嘘をつくことにメリットがあるのかどうかを再認識させたほうが良いです。
嘘をつくと嘘つきと言われることも多くなりますし、社会的信用を失ってしまうこともあります。
また、会話をスマートフォンのメモ帳アプリなどに記録し、次回の会話にその記録を役立てるのも効果的です。
アスペルガーは、会話そのものを雑にこなしてしまう欠点がありますので、このような方法で欠点を指摘されると、自分がどのように会話し、また論理的ではないコミュニケーションが目立つのか、そのことを良く理解できるようになります。
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