アスペルガーが必ず起こしてしまう人間関係のトラブル
2018/04/29
アスペルガーは人間関係でトラブルを良く起こすと言われています。
なので、今回は実際に良く発生するトラブルをまとめてみましたので、アスペルガーに詳しくなりたい、アスペルガーの短所を直したいという方は、良ければ記事を参考にしてください。
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大まかな指示が苦手
アスペルガーは、人間関係でトラブルを良く起こします。
その理由ですが、アスペルガーは自己中心的な発想、思考を行ってしまうことが良くあるからです。
例えば、あれ、これ、あそこという表現を嫌うことが多くあります。
仕事の指示で、あれ、これ、あそこと言われると、本来であれば、どこに何を持っていけば、もしくは、どこに置けば良いのかを判断するものですが、アスペルガーの場合は勝手に物を持ってきたり、置くことが多くあるのです。
アスペルガーは曖昧な表現を嫌うため、このようなトラブルが起きてしまいます。
また、自己中心的な発想が多いため、相手に怒られたとしても、相手の指示が悪かったため自分を非難されても困ると判断するのです。
つまり、自分の責任、相手の責任を良く理解することが下手なため、同じようなミスを何度も繰り返すことも良くあります。
人付き合いの大半は信頼関係で成立しているため、このような行動が目立つようになると、人との関係が弱まっていき、あまり頼りにしてもらえなくなることが多くあるでしょう。
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孤立することが多い
ドラマ、もしくは映画を見た時に発生する、登場人物の気持ちを理解できる、もしくは嬉しい、悲しい気持ちが込み上がってくるという感覚は、アスペルガーの場合は弱いことが多いです。
というのも、アスペルガーは人の気持ちを理解するのが苦手だからです。
そのため、コミュニケーションの上でも、アスペルガーは人間関係でトラブルを良く起こすことが多いのです。
例えば、周りが悲しい気持ちになっている時も、1人だけ違うことを考えていたりと、気持ちを共有しようという思いが弱く、こちらが態度として表れることもあるのです。
具体例では、太っていることを気にしている相手に対して、以前より太ったと伝える行為が該当します。
本来であれば、相手を気遣ってコミュニケーションを取るものなので、ここまでハッキリと言ってしまうことは少ないでしょう。
アスペルガーは、嫌われるというより、恨まれやすい性分を有していることが多いので、短絡的な行動、もしくは無感情な意思疎通を減らすことが重要です。
今回のように、相手が太っていることを気にしているのであれば、どのようにすれば痩せられそうか、また、相談に乗ってあげることはできると、そのことだけ伝えて会話を終わらせるのも良いでしょう。
長話をしてしまうと、ついつい感情的になったり、空気を読めない人の行動を取ってしまうので、無理に長いコミュニケーションを意識するのは良くありません。
その他のトラブル
アスペルガーは、人間関係でトラブルを良く起こすだけでなく、仕事の対応でトラブルを良く起こすという見方も存在します。
人間関係であれば、コミュニケーション上のトラブルと考えて問題ないのですが、仕事の場合は、会社で働くのが困難になることもありますので、小さな問題と考え放置するのは危険でしょう。
例えば、言われたことをキッチリと守ることを考え、その影響で、時間を無視して仕事を進めることがあります。
ですが、作業スケジュールがすでに決まっている場合、作業スケジュール内で仕事を片付けないと、他の人に迷惑がかかってしまうこともあります。
しかし、アスペルガーは完璧な仕事を好むことが多く、そのため、作業スケジュールを無視して、同じ作業を延々と続けることもあるのです。
すると、次の作業に移行しないため、社内の規律、仕事の効率を下げてしまうことがあります。
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