アスペルガーは表情に乏しいため無表情になることが多い。その理由について
2018/08/20
アスペルガーは無表情になることが多いと言われています。
その理由として、どのような生活が影響して無表情になってしまうのか、また、無表情になってしまう問題を改善する方法を案内しているので、良ければこちらも参考にしてください。
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若い場合の原因
アスペルガーは無表情になることが多いのですが、年齢によって、その原因が異なりますので注意してください。
例えば、アスペルガーは子どもでも発生することのある問題で、具体的な原因には以下のようなものがあるのです。
原因その1は、友達作りを積極的に行ってこなかったという理由です。
普通に考えると、ただ単純に友達作りが苦手なのではと思ってしまう人が多く、そのため、性格の問題だと判断されることもあります。
ですが、友達作りが苦手という場合は、もしかすると、コミュニケーション能力そのものが劣っている可能性も考えられるのです。
そのため、特定の人物(家族など)とは会話できるのに、他の人とはコミュニケーションを行えないという場合は、なにか大きな問題を抱えていると判断したほうが良いでしょう。
原因その2は、学校の勉強で遅れを感じているという理由が存在します。
勉強に対して遅れを感じるということそのものは、多くの学生が体験している問題の1つでもあります。
ですが、アスペルガーは無表情になることが多いだけでなく、1つのことに固執してしまうことが多いので注意してください。
例えば、家族からも頭が悪いと言われると、精神的な疾患を抱えていると判断することがあり、中々、精神が正常な状態に戻らないこともあるのです。
すると、判断力が欠如してしまい、その影響で無表情な自分を受け入れるようになることもあります。
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若くない場合の原因
18歳以上の社会人に対して、アスペルガーは無表情になることが多い原因を探っていくと、以下のような原因が多く見つかります。
原因その1は、仕事そのものに対する不満です。
不満を感じるようになると、段々と強いストレスだと認識するようになるので、早い段階でコミュニケーションを取る、上司と相談をするという行為が必要になってきます。
職場によっては、自分は浮いている存在だと認識することもあり、無表情だけでなく、無気力になってしまうアスペルガーの方もおられます。
原因その2は、二次障害をすでに引き起こしているためです。
二次障害とは、うつ病、パニック障害などが該当しますので、言動が安定しない、もしくは、無気力になると強い脱力感も感じるようになります。
心ここにあらずの状態がずっと続くので、アスペルガーは無表情になることが多いというのは、このような要因でも起こることを知っておきましょう。
また、中高年の方ほど引きこもりになることが多く、若い社会人の場合は、急に休みが欲しくなるなど、休日に対するこだわりが強くなるという特徴があります。
無表情を改善する方法
理想的な対処法は、インターネット上でも良いので友人関係を作ることです。
友人がいるだけで、相談に乗ってくれる相手がいる、話し合える相手がいるということで、自分だけで思い詰めてしまう可能性が小さくなります。
後、安易に精神に効く薬は飲まないほうが良いです。
病院で診断を受けた場合であれば問題ないのですが、自己判断で薬を飲むようになると、頭痛、発熱、吐き気を感じることが多くなり、人前に出るのが恥ずかしくなる人もいます。
これでは、アスペルガーとして無表情になることが多いだけでなく、周囲にまで迷惑をかけてしまう人になるので注意してください。
また、テレビ番組を見るなどして、表現のボキャブラリーを高めることも大事です。
これだけでも、人前に出て話すのが得意になる人もいます。
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