アスペルガーは独り言が多い!これって止められないの?
アスペルガーによる独り言
アスペルガーによって独り言が多くなってしまう場合があります。
これはどのような理由によって起こってくるのでしょうか?
アスペルガーの特徴に、周囲とのコミュニケーション能力の欠如があります。
相手の言っていることを表面的にしか理解することができない、自分の思っていることを正確に相手に理解させるにはどのようにすればいいのかを考えることができない、正直すぎて相手を傷つけてしまう、と言った症状に悩まされることになります。
アスペルガーのためにコミュニケーションが上手くできなくなると、人間関係が希薄になってしまい、社会生活において孤立することが多くなります。
アスペルガーの場合には、知的な能力には問題がないので、自分のイメージや考え事を独り言のように言ってしまうことが多くなります。
アスペルガーによる独り言は、本人は気が付かないで行っていることが多いので、周囲から見るといつも何かぶつぶつ言っている奇妙な人に見えてしまいます。
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対処方法
アスペルガーによる独り言には対処方法があるのでしょうか?
たとえば以下のような方法を試してみるといいでしょう。
独り言の回数を減らすことができるようになります。
1:喋れない状態を作ってしまいましょう。
たとえば、タバコを吸う、ガムをかむ、お茶を飲むなどを日常的に行っていれば、その間は喋ることができませんので、独り言の回数を減らすことができます。
その他にも工夫次第でいろいろできます。
僕がしているおすすめの方法は、口を開けずに口の中だけで舌を動かす体操です。
舌を丸めて喉奥に動かす動きをすると、あごの肉がなくなってすっきりして小顔になる効果があります。
小顔になるとそれがうれしいので、今では独り言を言う代わりに自然と小顔体操をするのが癖になりました。
2:ストレスを減らす
ストレスと独り言には因果関係があるといわれています。
ストレスを解消するのも良いでしょう。
スポーツをする、おいしいものを食べる、お買い物をするなどの方法で上手にストレスを解消すれば、独り言の回数を減らすことができます。
独り言を解消するために効果的なのは、団体スポーツより個人でできるスポーツです。
僕は毎晩健康のためにジョギングを取り入れています。
ジョギング中は頭が空っぽになり、きついこともあいなって普段つい出てしまう独り言が出ないので、この感覚を忘れないようにしています。
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3:カウンセリングを受ける
アスペルガー専門の関せリングを受けるのもお勧めです。
カンセラーに自分の気持ちを伝えて、受け止めてもらえると、それによって気持ちが落ちつくので、独り言を減らすことができるようになります。
僕の主治医に言われましたが、アスペルガーは普段コミュニケーションを周りとうまく取れないために、会話自体が少ないことが多いそうです。
誰かと話したくても友達がいない、話を聞いてもらえる人がいないんですね。
その会話をしたいという欲求がストレスとなり、独り言が増えているという点があるそうです。
そのため、カウンセリングのときに話したいことをたくさん話すと、欲求不満が解消され、独り言軽減につながります。
4:周囲に自分の症状を理解してもらう
周囲に自分のアスペルガーの症状を理解してもらうのも良いでしょうね。
周囲がアスペルガーのことを十分に理解すれば、日常的なコミュニケーションに改善が期待できるので、独り言が減ることにつながります。
アスペルガーの人は、そのことを周りに伏せる人が多いですが、僕はできる限り周りに伝えるようにしています。
どうしても迷惑がかかるときが出てくるので、それならその前に、迷惑を最小限にしたいと思うからです。
これはアスペだから何事も多めに見てね。ということではなく、おかしなことがあったり、腹が立ったらすぐに言ってください。ということです。
このせいで以前の会社はクビになってしまったので、今は上司や同僚にもアスペであること、仕事上どんなことに差し障るかなどを伝えています。
その人の癖が分かったほうが、周りも仕事がしやすいですからね。
5:喋り疲れてしまう
自宅の誰のいない部屋で、喋り疲れてしまうほど喋ってしまうのも良いでしょう。
映画やTV番組を見て、登場人物に向かって積極的に話しかけてしまいましょう。
あごがつかれるくらい喋っておけば、日常生活での独り言を防ぐことが可能になります。
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