自閉症の検査方法、妊娠したら胎児や幼児にはできる?
2016/11/28
自閉症が生まれるリスクが高い人ほど、自分の子どもが自閉症なのでは?という不安はついてきます。
自閉症の検査はいつごろからできるようになるのか、検査方法と自閉症と診断されるパターンをまとめます。
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自閉症の検査はどうやって行う?
まず自閉症と診断を下す場合に、重要となる項目が、
①(社会性)対人関係の障害
②コミュニケーションの障害
③(こだわり行動)想像力の障害、
この3つが出ていると自閉症と診断されます。
そのため、自閉症の検査自体、心理士さんと遊んだり、話したりという日常生活を観察して行う必要があるため、
これらの行動が身につく年代である、3才前後に行う事が多く、診断された年齢も圧倒的に3才前後という人が多くなっています。
特に、自分が自閉症、もしくは兄弟姉妹が自閉症など自閉症になるリスクが高くなる人ほど、
新生児の頃から常に不安を抱えている人が多く、検査を早く行いたいと考えている人も多いようです。
その場合は、健診の都度相談をしつつ、日ごろの育児の中で注意深く観察しておく事が大切です。
自閉症の診断は難しい
・近親者に自閉症の人がいるなど、自閉症になる確率が高い、こまめに観察をしている、または重度の自閉症の症状がすでにでているなど、
目に見えて発達の遅れや知的障害などが見受けられる場合は、早めの段階で診断される事もあります。
しかし、自閉症の症状自体が、幼児期にみられる行動と似通っているところもあるため、
早い年齢での検査や診断はあまりされず、発達障害の疑いという言語で統一され、それが重いと自閉症という形で診断される事もあります。
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自閉症を疑うケースでよくあるパターン
良く聞きパターンだと、言葉の遅れなどは幼児期に良く見受けられる事でもあるため、3
才までまったく話さなかったのに、
幼稚園に通い始めてからいきなり良く言葉を発するようになったという話もあります。
ある程度の症状が現れていない限り、自閉症の検査や診断される事は少ないので、あまり心配しすぎない事も大切です。
しかし、軽度の発達障害と診断された場合も、療育園にいれるか幼稚園にするかで悩む事があります。
子どもとの関わり方も含めて、専門家にしっかりと相談しながら、検査や育児を行う事が大切です。
大人になってわかるケース
実際に、知的障害を伴わない自閉症、アスペルガー症候群の場合、中々気づいてもらえず、大人になって初めて気づいたという事もあります。
この場合、かなり生きづらさを感じながら生きてきた人なので、苦しみは相当なものと察します。
自閉症は早めの療育が大きな効果を発揮すると言われています。
自閉症のサインを見過ごさないためにも、疑いがある場合は、
自閉症の発見の可能性が高い3才前後を狙ってしっかりと検査をするなど、こちらからしっかりとアンテナをはりめぐらせておくことが大切です。
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