まわりの人に知ってほしい大人の自閉症への接し方
2016/12/03
軽度の自閉症の場合、訓練をする事で日常生活を支障なく送る事ができるようになります。
その為、大人の自閉症の場合は、周りに自閉症という事を理解してもらわないと、
自分勝手な行動をしていると誤解を招く事もあるため、しっかりと自分が自閉症であるという事を周りに認識してもらいサポートしてもらう事が必要です。
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自閉症の人との接し方
自閉症は大人になったら治るものではなく、先天性の障害の為、日常生活で支障なく生活できるようになるなど、
症状が緩和する事はあっても完治しているというわけではありません。
自閉症の症状として、社会との関わりの困難、コミュニケーションの困難、一つの事へのこだわり行動などがあります。
普通に生活しているように見えても、これら3つの自閉症の障害を抱えている事を頭に入れて、接していく事が大切です。
職場での接し方
自閉症を抱えている人との接し方として、認識しておきたいのが、創造力が困難なため、予測不能な事に対してはパニックに陥る事があります。
普段起こらないトラブルに関しての対応などは難しい場合があるので、
いつもやっている業務などを、もくもくとさせてあげるなど、ルーティーン化した作業をお願いする事がベストです。
また、大きな音にも敏感になっている人もいるので、同僚や部下で自閉症を抱えている人が入社した場合は、
はじめに、本人はもちろん親などからも、苦手な事やパニックに陥る可能性のある状況などをヒアリングしておくことも大切です。
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お友達同士の接し方
自分が自閉症の障害を抱えているママなど、これから出会う事も中にはあると思います。
または、子どものお友達が自閉症など、これから出会う新しい出会いの中で、自閉症を抱えている人に出会ったら、
まずどのような事が苦手なのかをリサーチしてあげましょう。
少しでも、手助けができればと手を差し伸べてあげると、相手も安心してくれるのではないでしょうか。
子ども同士は特に注意深く見守る事が大切
また、こどものお友達との接し方はまた、大人との接し方とは違ってくる事があります。
相手の親とのかかわりも大切になって来るので、特に、小さなこどもの場合は、大きなケガやトラブルにならないように、
しっかりと相手の事を理解してあげる事が大切となります。
自閉症を抱えている人との接し方は、大人、子どもいずれの場合も、相手への理解が必要となります。
特に大人の自閉症は、理解されなくて苦しんでいる人も多いので、耳を傾けてあげる事も大切です。
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