心は通じ合える!自閉症とコミュニケーションを取る方法
2017/01/14
自閉症の子と接していてうれしい瞬間は、やはり何かできるようになった時ではないでしょうか。
特に、自閉症の抱える問題のひとつである、コミュニケ―ションの問題をひとつひとつクリアにできると、その喜びも倍増していきます。
今回は自閉症の子供とコミュニケーションをうまくとる方法をご紹介します。
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自閉症は訓練が大切
自閉症だからといって、コミュニケーションをあきらめるのではなく、訓練でコミュニケーションの問題もクリアにしていく事ができます。
最近は、視覚支援カードなどの療育で使うコミュニケーショングッズも、スマホのアプリでダウンロードできるようになっています。
便利なアプリがおすすめ
自閉症の子は言語理解力などが乏しい事があるため、視覚支援カードなどを利用してコミュニケーションをとることが便利です。
視覚に訴えて、言葉と行動を一致させる訓練をする事で、かなりコミュニケーションを取る事ができるようになります。
療育園などでは、先生が付ききりで行ってくれますが、日常生活の中で、絵カードなどをとり入れて行うには、かなりの労力が必要となります。
しかし、家庭でもしっかり訓練を行う事で、言葉の発達やコミュニケーションの部分では大きく前進する事ができるため、家庭での療育は欠かす事ができません。
スマホのアプリにダウンロードしておけば、気軽に使う事ができるだけでなく、こどもの興味も引く事ができます。
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人気のアプリで家庭で療育を実践!
特に、人気のアプリが、はじめつぎは:視覚支援アプリシンプルスケジュールです。
自閉症の子に今やる事や次やる事を、絵や動画、写真を通して見せる事ができます。
次の行動を予想する事ができない自閉症の子にとって、事前に次の事を知らせておくと、パニックの予防にもつながります。
日常生活の中で、上手にアプリを活用する事で、自閉症の子とのコミュニケ―ションがスムーズに進むようになります。
苦手な言葉は使わないのが鉄則
また、「食べてはいけない」など、「食べる」と「いけない」のふたつの動作が含まれている言葉を理解する事ができない場合があります。
この場合は、口を閉じるなど違う言葉に変えて教えると、伝えたい事がしっかり伝わるようになります。
自閉症の子とのコミュニケーションは、少しの工夫で思う以上に心を通わせる事ができます。
療育はまわりの理解が重要
これは、自閉症の事をしっかり理解した上でないと、できない事でもあるため、
家族はもちろん、障害者雇用などを行う企業の人にも是非知っていてほしい、自閉症に対する大切な知識ともいえます。
周りの理解がないと、中々、療育自体も進まない事があります。
そう考えると、社会に溶け込む生活を将来できるかは、早めの自閉症発見と療育が肝心といえます。
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