自閉症を家族に持つ人に見てほしい!自閉症をテーマにした映画
2017/01/25
自閉症と一言でいっても、色々な症状があります。
見た目にも解りやすいものもあれば、一見わかりづらいものまであります。
僕は映画が好きなのでよく観賞しますが、自閉症がテーマになっている映画や、自閉症の役が出演している映画もかなりあります。
今回は、自閉症の弟をもつ僕が厳選する、ぜひ見てほしい自閉症に関するおすすめ映画をご紹介します。
自閉症の家族や友達を持つ人に、ぜひおすすめです。
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レインマン
1988年公開のアメリカ映画、「レインマン」は有名な映画のひとつです。
有名な男優である、トムクルーズとダスティホフマンが主演していて、第61回アカデミー賞の作品賞をはじめ、たくさんの映画賞を獲得したことでも有名です。
この映画では、サヴァン症候群お兄さん役をダスティホフマン、自由奔放な青年役をトムクルーズが演じています。
二人の対比がうまく描かれており、決して障害があることが人生においてマイナスではないということを、強く感じました。
僕自身ADHDという生まれつきの障害を持っていますが、弟と家族と、一緒に仲良く、力強く歩んでいきたいと、家族の力を感じます。
映画のポイント!サヴァン症候群とは
サヴァン症候群とは、知的障害をもっていても、ある一つの事に天才的な才能を発揮している人の事をいいます。
レインマンでは、天才的な記憶力を披露して大金を手に入れ、兄弟の絆も取り戻すというあらすじです。
しかし、兄弟の絆は戻っても、一緒に生活するのが難しい事を知り、心はつながっていても、
離れなければならないというストーリーは、実際に自閉症の家族を抱える人にとっては、心に突き刺さる話となっています。
僕の歩く道
映画ではありませんが、2006年に日本で制作された、「僕の歩く道」も自閉症の青年を描いた物語です。
自閉症の家族とそのまわりを取り巻く人たちの交流が涙を誘うドラマです。
最終的にはグループホームで生活をする事を選ぶ主人公ですが、家族との絆や障害がある事で、
いつまでも純粋に生きていう姿は、2005年公開の韓国映画「マラソン」とも通じるものがあります。
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マラソン
韓国映画「マラソン」も19歳だけど、精神年齢が5歳のままの青年が、フルマラソンを走るまでの物語です。
フルマラソンを走る事を決意する純粋さがかわいくて、ほんほかさせられ、また、最後は涙なしにはみられない映画となっています。
最近ヘルニアをわずらい、何か運動をして改善しなければと思っていたころこの映画とであったので、これをきっかけにマラソンを始めました。
マラソンは辛いですが、この主人公のことを思い出して、なりきって走るのが近頃は楽しいです。
チョコレートドーナツ
主要人物がすべて人には理解されがたい悩みを持っていて、その3人が家族として接することで、どんな家族にも負けない、力強い絆を描くストーリーです。
母親から育児放棄された子供が自閉症なのですが、このこは自閉症で特徴的な、素直さを持っています。
その素直な可愛いと思ってくれるか、かわいそうと思うか、これは自閉症に接する人のテーマかもしれません。
ハートフルであり、なおかつ残酷に現実に受け入れられない自閉症の実態についてを深く掘り下げて描いています。
酷だから見ないで!ではなく、ぜひ見てほしい映画です。
ぜひチョコレートドーナツと、甘いココアを用意してみてほしいです。
映画でみる自閉症の純粋さ
自閉症をテーマに掲げた映画やドラマはたくさん制作されていますが、すべてに共通しているのが、自閉症の主人公の純粋な姿です。
自閉症という障害を抱えていても、素直に純粋に生きている姿が、健康に育ってきた大人との絡みをみていると、
障害をもっていても幸せに暮らしていけるという、メッセージを送っていつように感じます。
それと合わせて、自閉症という障害を抱えている家族と暮らす事の難しさや現実をみるような気がして、
実際に自閉症と向き合っている家族にとっては、苦しさと悲しさも感じるという意見が多くでています。
映画やドラマを通して、自閉症という障害についての理解がより深まる事が求められます。
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