自閉症の子供とコミュニケーションがとれる絵カードの作り方
2017/01/28
自閉症の子の療育で欠かせないアイテムが絵カードです。
生活習慣など、コミュニケーションが取りづらいこどもにひとつひとつ行動を教えていくのに便利に使う事ができます。
手作りすることも、ネットでダウンロードして使うこともできます。
今回はうちもコミュニケーションを円滑にとるため利用している、絵カードについてをご紹介します。
スポンサーリンク
視覚に訴えるのは効果大
自閉症の子は、言葉でのコミュニケーションに障害をもっている子が多く、視覚に訴える事でコミュニケーションが取りやすくなりケースがあります。
全員に効果抜群とはいえませんが、自閉症の子には絵カードはかなり活用できます。
写真の活用で手軽にできる絵カード
絵は苦手でも、手作りのほうがいいの?と不安に思っている人も多いと思いますが、
視覚に訴える事ができれば、問題がないので、写真などで活用している人も多くなっています。
カードでスケジュールを伝える
また、朝の一連の流れなどを絵カードで指示するために、起きて、着替えて、トイレにいく。
歯を磨くなどの出かける前の一連の動作を絵カードで、スケジュールとして張り出しておくと、こどもも習慣としてやってくれるようになります。
慣れるまでは、根気が必要な事ですが、自閉症の子は、次の行動を予測して動く事が苦手な場合が多いです。
スケジュールとして、次の動作を教えておくと、安心して、行動に移す事ができます。
そのことを考えても、絵カードでスケジュールを張り出しておくことは、かなり有効的な方法ともいえます。
スポンサーリンク
根気強く続ける事が有効的
また、流れわかりルーティーン化してくると、途中で癇癪やパニックを起こすことがなくなります。
絵カードを使った療育はとても大事な、コミュニケーションツールのひとつといえます。
自閉症と診断されて、療育を行うようになると、まずは専門の先生もどの程度、子どもが言葉を理解しているのかなどを、
パズルなどの遊びを通して、確認をしていきます。
こども自身の自閉症の重度を確認した上で、絵カードなどを利用して、言葉の数を増やして行ったり、言葉の表現、行動などを教えていくようになります。
こどもにとって、絵カードは、療育園などでもお馴染みのツールでもあります。
視覚で行動を確認したり、言葉を教えてもらう事で、日常生活の中でも、スムーズにお互いにコミュニケーションがとれるようになってきます。
コミュニケーションツールとしての絵カード
自閉症を抱えている家族と暮らすためには、コミュニケーションの取り方は大切な事のひとつでもあります。
家族で協力して、医師の疎通を図る事で、次第に家での生活も本人にとって居心地のいいものとなってきます。
円滑にコミュニケーションをとることで、家の中でも安心感を得る事ができるようになります。
自閉症の子が抱えているコミュニケーションのい問題をある程度解決してくれる便利なツールが絵カードといえます。
スポンサーリンク