えっそんなことも?自閉症の原因と2つの要素
2017/02/19
自閉症の家族をもつと、なぜ自閉症になったのかという疑問を考えずにはいられないものです。
しかし、自閉症になる原因は50年以上研究がすすめらてきていますが、医学的には、まだはっきりしていないのが現状です。
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遺伝が原因?
自閉症の原因というと、遺伝と考える人も多いと思います。
これは、自閉症になる確率を出したデータをもとに考えられている結果です。
近親者に自閉症の人がいると、10パーセント近くの確率で、自閉症になる確率があるというデータが出ている事に関係しています。
近親者に自閉症の人がいない人が、自閉症になる確率が0.2パーセントとかなりの低い確率です。
遺伝子説はかなり有力に感じますが、実査には遺伝子を研究しても自閉症になる要因がわかっていないのが現状です。
高齢出産は可能性が大?
ふたつめに考えられるのが、両親の年齢です。
特に男親の年齢が、40歳を超えてから生まれたこどもの自閉症になる確率が1.5パーセントとたかくなっているというデータをはじめ、
母親の年齢が40歳を超えていても確率が高くなるといわれています。
特に、父親の影響という考え方があるのは、自閉症になる確率が、女児よりも男児に多いという統計があるからです。
また、男児のほうが自閉症になると重度が重く、女児は自閉症になっても重度が軽いとうデータもあります。
男性の問題からくるという考え方もありますが、必ずしもそれが要因となっているというわけではないようです。
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後天的な要因はない
そのほか、自閉症になる原因は、昔なら母親の愛情不足などと言われて事もありますが、
これは全くのデマで、自閉症はあくまでも、先天的な脳の障害のため、産後に何らかの影響で脳に障害が追ったという事ではありません。
そのため、後天的な愛情などという原因は全く関係なく、むしろ、妊娠中の過ごし方などに、最近は注目があつまっています。
妊娠中の過ごし方も大切
自閉症の原因が定かではない分、お腹にいる胎児にいい影響を与えられる過ごし方をえ選ぶ事が、自閉症や障害、病気を防ぐバロメーターともいえます。
お母さんの過ごし方や精神的なもので、産まれてきた赤ちゃんの体調や健康に影響する事を考えると、
健康的な生活習慣をとり入れて過ごす事に注目が集まっています。
また、妊娠初期にいいと言われる葉酸も産まれてからの言語能力や体に大きな影響があるといわれているため、妊娠食に葉酸をとる妊婦さんも増えています。
医学的には自閉症の原因も予防法もまだわかっていないのが現状ですが、
少しでもこどもの為になる事を行っている事で、出産後に妊娠中の行動を後悔したりする事なく、
前向きに子どもに向き合っていける要因にもなるため、妊娠中の積極的な健康生活が大切です。
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