3歳児に見られる自閉症の特徴的な5つの行動
2017/04/06
自閉症なのではと疑っていても、小さな赤ちゃんの頃では、判断が難しいケースがほとんどです。
自閉症と診断される3才前後の自閉症の特徴をいくつかご紹介します。
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周りを気にしない子が多い
自閉症の特徴で3才くらいにでてくるのが、まわりを気にせずにもくもくと遊ぶという行動があります。
3才頃になってくると、まわりの同い年くらいの子にくっついていかなくても、何をしているのかなど、
横目でみたり、使っているものを欲しがったりする傾向があります。
、自閉症の子に関しては、興味のあるもの以外には、全く目がいかないため、周りで同じ年齢の子どもが遊んでいても、
まるでいないかのようなそぶりを見せる事があります。
こだわりが強くなる
これは、物事へのこだわりの現れでもありますが、他者との関わりができない障害のはじまりともいえます。
特に、こだわり行動をしているときには、周囲の音や声も耳に入らない事があるため、呼びかけても反応しないケースがあります。
音を嫌がる
また、自閉症の子は、感覚が敏感な場合があります。嗅覚や聴覚、味覚が敏感なため、異常に嫌がる音や臭い、味などもあります。
そにため、音へ敏感に反応する子は、耳をふさぐ行動を頻繁に取る事があるのも、自閉症の特徴です。
集団行動ができない
3才頃になると、ある程度社会性が身についてくるため、多くの子が大勢の中に溶け込んで遊んだりできるようになりますが、
自閉症の子は、大勢の中に交わるのを極端に嫌がり、一人で行動する事を選ぶ傾向があります。
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多動がでてくる
集団行動が苦手で、落ち着きがなく、いつもうろうろする、多動が見られるのもこのころです。
多動になると、保育園や幼稚園への通園が厳しくなり、療育園への転園などを勧められる事があります。
特に、3才前後で自閉症と判断された場合、幼稚園へ通園させるか、療育園へ行かせるかで悩む事も多いと思いますが、
そのこの特性を見ながら、その子に合った教育を選ぶ事が大切です。
実際に、幼稚園でパニックを起こしてしまうケースもあるため、それに対応できる幼稚園探しなども必要となります。
こどもに合った教育機関を選ぶ事が大切
始めは、親の思いで一般の子と同じ教育をと考えがちですが、自閉症の重さによっては、
小学校入学に向けて、療育をしっかりと行ったほうが良いケースもあります。
そうする事で、小学校は普通学級や、用語学級を選ぶ事ができるケースもあるので、
子どもにとって、今何をしてあげるべきかを考えて、その子のペースに合わせて一緒に成長していく事が大切です。
自閉症の特徴が顕著に現れ診断されるのが多い3歳前後に、しっかりと様子をみながら育てっていく事が必要です。
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